歯は代わりがきかない

先日、病院のレントゲン機械にトラブルが起こりました。

ソフトを立ち上げても、患者さんのデータが読み込めず、撮影もできず困り果て、急いで業者の方に連絡を取り確認してもらたところ、撮影したデータは問題ないが、何らかの原因で患者様の名前のデータだけ無くなってしまっていたそうです。

バックアップを取っていればすぐに復元できるのですが、当院ではしていなかったので、診療後に、ほかのスタッフと地道に患者様1000件分のデータを再入力しました・・・

 

当院では、普段レントゲン室だけでなく、治療の各部屋・カウンセリングルームでもレントゲンや撮影した画像を見れるようにシステムを組んでいます。

そのため、撮ってすぐレントゲンを見ながら口腔内の確認が出来たり、虫歯の撮影をして、患者様にお見せしたりできます。レントゲンが見れなかったのはほんの数時間ですが、普段当たり前にある物が無く、作業がとても不便でした。

機械であれば、修理もしくは最悪新しく買い替える事が出来ますが、歯はそうはいきません。

虫歯が1本あるだけで、痛くてそちら側で物が噛めない、歯がしみて食事がおいしくない・・・当院にいらっしゃる患者様で、痛みが無くなり感謝してくださる方もいますし、他院で残せないと言われた歯が、治療の末なんとか保存できた際など、皆様歯の大切さを実感されます。

一見たくさんある歯ですが、1本1本役割も違いますし、たった一ヶ所痛みがあるだけでも日常生活に支障が出ますよね?

歯は、機械と違って虫歯になっても新品に変えることは出来ませんので、失ってから大切さに気がつくのでは遅いのです。

痛くなる前、もっと言えば、虫歯にならないように日ごろの検診がとても大事です。

最近携帯電話が故障し、データの一部が復元できずへこんでいる福本からのアドバイスでした。

 

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