誤嚥性肺炎

皆さんは、この病気をご存知ですか?先日学校で簡単にではありますが、教えてもらいました。

普段人は食事をすると、食べ物は食道へ運ばれます。この時、体の中では、軟口蓋というフタが閉じて食べ物が鼻へ行かないように働きます。そして、口頭蓋という気管への入り口が閉じて、食べ物が食道へ流れていきます。高齢化などが理由で、この口頭蓋の締りが悪くなると気管へのフタが閉まらないので、食べたり飲んだりしたものが気管を通って肺に入ってしまいます。このことを誤嚥と言います。ただし、気管へ入ってもむせて咳が出れば肺には入らず吐き出すことが出来ます。高齢化が進み、むせることが出来なくなると深刻な問題が出てきます。寝たきりや手があまり動かず歯磨きがしっかりできない方など、お口の中が汚れたままになっているとプラークというばい菌が増えます。そのばい菌は唾液の中にも含まれるので、唾を飲んだ時に一緒に流れてきます。そこで、口頭蓋の働きが弱い方は気管にその唾液が流れ肺に入ります。すると、ばい菌は肺の中で繁殖し肺炎を起こします。これが誤嚥性肺炎です。肺炎は日本人の死亡率第三位と上位に位置します。私の祖母は現在ほとんど寝たきりの状態で入院しています。なかなか会いに行くことが難しいのですが、このことを知った以上、誤嚥性肺炎は起こさせたくないと思いました。早く知識も技術も身に付けて祖母を肺炎から救いたいと思います。誤嚥性肺炎の発症だけでなく、お口の中を清潔に保つことは重要なことです。みなさんも歯磨きをしっかりして、健康を保ちましょう。

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