愛犬から学んだ事

こんにちは。歯科衛生士の武蔵です。

先日、飼っている小型犬3匹を健康診断と予防接種に連れて行きました。体調面では何の問題も無かったのですが、3匹のうち今年で13歳になるシニア犬の口腔内が劣悪との事で、全身麻酔をしてスケーリングと抜歯を奨められました。体の負担を考えると手術はしない方が良いと思いましたが、口臭もひどくグラグラな汚れた歯のまま食事をさせてしまっている事を考えると経過観察という訳にもいかず、とりあえず全身麻酔を行えるか健康面の検査をしてから決める事にしました。

歯周病を放置する人間にも言えることなのですが、このままの状態でいると口腔内のバイ菌が血流と一緒に体の中に流れ、心臓病など全身疾患を引き起こす原因にもなってしまうので、そのリスクを考えると早めに行動した方が良いと思うのですが自分でも怖い麻酔をあんな小さな体にやるとなると…恐ろしいです。

何はともあれここまでの状態にしてしまったのは完全に飼い主の責任なので悪化させないためにも頻繁にクリーニングしてあげようと思います。

犬も人も高齢化が進んでる中で自らの歯を長く大切にしていく事が重要な時代かと思います。我が家の犬の様に(笑)麻酔をして全顎の歯石除去をしなければならない状態や歯を抜かなければならない状態など、こうなる前にまずは日頃のセルフケアと歯医者さんでの定期検診は欠かさないようにしましょう。

 

 

 

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