花粉症と歯の治療

今年の桜は、ニュースで取り上げられている通り、観測史上一番早い開花のようですね。

つい最近まで、とっても寒い日が続いていたのに、急に暖かくなったせいで桜の開花が早まってしまい、ここ数日でもう満開ですね。お花が大好きな私は、毎年必ずこの時期にお花見をしに出かけてますが、今年は行けそうにありません。

桜が咲くスピードのせいもありますが、もうひとつは、旦那様の花粉症です。

今年は例年以上に飛散量がひどいらしく、一生花粉症にならないと豪語していた私ですら、鼻がむずむずする程です。そんなわけで、外出があまりに辛いそうなので、今年のお花見は通勤中に咲いている桜を見るくらいで終わってしまいそうです。

歯医者に通ってくださる患者様も、花粉症の方が多く、特にこの時期は治療が大変です。

当院では、根管治療(顕微鏡を使った根の治療)はもちろん、CR(コンポジットレジン)や銀歯、セラミック(歯冠修復)の形成(型取りの為に虫歯をけずり、整える作業)の際にもラバーダムを用いることが多く、患者様は鼻呼吸をしてもらうことになるので、鼻が詰まってしまっては一大事。

病院では、受付と各治療室に空気清浄機を設置していますが、治療の前に、鼻呼吸ができそうか、辛くないか、確認の作業が必須です。

本当に症状のひどい方は、花粉の落ち着く5月上旬まで治療を延期される方もいるほどです。

年末年始のお休みが多い時期もそうですが、歯の痛みは待ってはくれませんので、日頃の検診が大事です。ご自身で虫歯があると自覚していらっしゃる方は、お近くの歯医者さんへ検診に行くことをお勧めします。(福本)

 

 

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